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2015年1月25日日曜日

中国で飛行機が大幅に遅延した経験

中国の飛行機ってほんましょっちゅう遅れる。キャンセルもたびたび。仕事とかでよく中国に行っている人は慣れてるので、それを前もって考慮してスケジュールを組んでるけど、はじめて中国の飛行機乗る人はびっくりするやろうな。

で、僕も何度も何回も経験あるけど、その中で最も遅延した経験を書きます。

ネパールには何度も行っていて、中国の昆明経由やったんで、帰りにせっかくやから昆明⇄麗江の旅程を追加した。マイル内に収まっているから、チケットの追加料金はなく、空港使用料や燃料費のみ追加される。お得だよね。ホテルもけっこういいホテルやったけど、ネットで激安やったしね。

で、もともと予約した便が出発3週間前にキャンセルされ、代替便だと昆明での乗り継ぎ時間がかなり長くなってしまう。そんなん嫌やから、乗り継ぎ時間の規則である2時間を切っている便に変更した。この場合万が一乗り遅れたら、お客様リスクになるけど、乗り遅れたら交渉して強引に次の便に変更してもらおうと思ってた。だってもともとの便が欠航したのは航空会社が悪いねんから。

当日、ネパールから昆明にはほぼ定刻で到着して、その後、荷物を受け取ってめっちゃ急いで国内線のチェックインカウンターに並んでぎりぎり間に合った。チェックイン後も走って搭乗口に向かったけどね。

で、搭乗口になんとかついたけど、まだ搭乗手続き始まってへんかった。ラッキー!水でも買っとこっと!

その時は一緒に旅行していた父と喜んでてんけど、いつになっても搭乗手続き始まらへん。なんかあったんかな?こんなんやったら走らへんかっても良かったのにな。とかぶつぶつ言ってたら、搭乗口でスタッフがなんか言ってる。聞くと、機材がまだ昆明に到着してへんみたい。理由はその機材がある空港の悪天候でまだ出発してへんらしい、よってまだまだ時間かかるねんて。当分出発でけへんから、お弁当を配りだした。父と僕の分二つもらって、食べた。「けっこう美味しいね」って言ったら、父が「これ不味くて食べられへん」やって。そうなんや。不機嫌になりだしたんで、父を連れて空港の少し高かめのレストランに行った。食べられそうな料理を注文して、僕は再び搭乗口のそばで弁当食べながら最新情報を待ってた。だって、いついきなり出発するか分からへんもんね。中国はいつも突然ころころ変わるから、、、。

って思ってたら、やっぱり想定外のことが起きた。またスタッフがなんか言ってる。聞いてみると、飛行機が更に大幅に遅れるから今からホテルに連れて行きますやってさ。

で、急いでレストランに戻って父に今からホテル行くでって言ったら、ちょうど料理が出てきたばかりで、しかもまだ二口しか食べてへんかったみたい。けっこう美味しかったみたいで、残念そうな顔してた。

急いで搭乗口に戻るとちょうどホテルに行くバスに移動してるところで、間に合った。ホテルにはバスに乗って20分くらいでついた。二人で一室、僕は父とやから良かったけど、知らん人とやったら、いややろな。それに、欧米人の家族も一組いて、全く中国語が分からへんからすごい不安そうな顔してる。かわいそうに、、、。

なんかしょぼい残念なホテルやった。もっとましなホテルないんかとか思ったけど、せっかくやからシャワーしよっと!!!シャワーしてるとまた想定外に電話が鳴った。今度はなんやねん???もう出発???聞くと出発じゃないけどとにかくロビーに来いだとさ。

急いで服を着て父とロビーに行くと、「今からレストランに連れて行きます」だと。ふ〜んそうなん、先ほど弁当食べたばかりやけどまた食事?レストランは歩いてすぐのところで他の客と合計6人で一緒にテーブル囲んで食事した。日本人やからいろいろ質問された。
あと、同じテーブルに小学生くらいの子供が一人でいた。彼は一人で飛行機乗ってるんだって。孤独で不安やろうな、偉いねって感じでみんなに褒められてた。

で、みんなで楽しく食事をしていると、味はイマイチだけど、なんかまた航空会社のスタッフがやってきてなんか言ってる。今度はなんやねん?

「今すぐホテルに戻って下さい!空港に戻ります!」

どんなけ慌ただしいねん!もうちょっとゆっくりさせて、って思ったけど、とりあえず急いでホテルに戻って荷物を持ってバスに乗車するとほぼ満席やった。座るとこないやん状態。いつの間にみんなバスに乗ってたん?さすが中国人、恐るべしやね。

空いている座席に座るとすぐに空港に向かって出発した。とりあえずもう直ぐ飛行機出発できるんや、良かった!!!

って安堵してると、空港についたらまた航空会社の職員がなんか言ってる。よう聞きとられへんかったけど、皆んなが列に並んでたんで、僕らも並んだ。そしたら賠償金を払ってて、お金200元もらった。ラッキー!!!ほとんどタダみたいなおまけのチケットみたいなやつやのにお金もらえるなんて。

嬉しくて記念撮影している中国人団体もいた。さすがわ中国人たくましいな。あの小学生の男の子も嬉しくて多分家族か誰かに携帯で電話して、ニコニコしながら話してた。

で、その賠償金の受け渡しにけっこう時間がかかってたんで、更に搭乗時間が遅くなった。

ようやく飛行機に乗って座席に座ってほっとしていると、30分くらいしてもまだ動かへん。なんで動かへんねんって思っていると、まだ全員が揃ってへんねんて。おいおいおいおい、、、、はよしてくれへんだよね。

そしたら、更に20分くらいたってぞろぞろ数人が乗ってきた。いったい何しててん???よく見ると一緒に食事してた人カップルやん。多分、僕らもレストランから戻ってめっちゃ急いでバスに乗ってんけど、直ぐにバス発車したから、バスに置いて行かれたんやろね。そういえば誰もちゃんと人数確認してなかった。この会社ほんま詰めが甘い、、、。

それでも、まだ出発せえへん。まだ人数が揃ってへんみたい、、、、。いつになったら出発できるんやろねって話していると、動き出した。

きっとあと数人は放置されているんやろうね。間に合わなかった人たちめっちゃ怒っているやろうね。

で、麗江についたのは深夜0時をとうに過ぎていた。ホテルの送迎サービス予約しててんけど、ありえへんくらい長時間遅延したけど、ちゃんと僕らの名前書いたボード持って待ってくれていた。ありがとう!おっちゃん!!!

ではではでは。

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