かなり前の話やけどインドに行ったことがある。インドとネパール、パキスタンを2ヶ月半かけて旅行した。
アイルランドで英語を勉強して3ヶ月くらいたった時、学んだ英語を使ってみたくて、あと、バックパッカーの旅行にめっちゃ憧れててインドを選んだ。最初はインドを一周する予定やってんけどね。
で、アイルランドからロンドンに行って、ロンドンで一泊した後、インドのデリーに向けて出発した。前の晩は、あまりに嬉しくて興奮してなかなか眠られへんかった。
ロンドンからはブリティッシュ航空を利用した。
ロンドンにはインド系の人が大勢住んでるんやけど、かっこいい人や綺麗な人の確率が高いように思う。一度ありえないほどカッコイイインド系イギリス人を見たことがある。その時はついつい見とれてしまって動かれへんかった。
行く前にはいろいろネットなどで下調べした。あと、ロンリープラネットもちゃんと買ったよ。
で、いよいよ首都のデリーに到着。入国審査官の男性もすごく親切で、優しい笑顔で迎えてくれてラッキー、その後、空港で両替したんやけど、その当時はめっちゃ物価が安かったからか、大量の札束を渡された。めっちゃ金持ちになった気分や。
デリー空港には夜の10時半くらいに到着したんで、同じ飛行機に乗っていた人たちの後についていこうと思った。それやのに、僕の荷物がなかなか出てこうへん。かなり待ったけど、ついに出てこなかった。焦りまくって、バッゲジクレームに相談しに行こうと歩いていたら、空港職員が僕の荷物を持って歩いているのを発見、ヤッター!!!お礼を行って急いで出口から出ようと思ったけど、誰もおらへんかったんで、次の飛行機で降りてくる日本人を待つことにした。
何便か待ったけど、日本人らしい人は見つからへんかった。もう12時近くになって一人で市内に行くのが怖かったんで、空港で朝まで待つことにした。だって、事前にネットで調べたら、空港タクシーがめっちゃ危険やって書いていたんでね。
空港のバゲッジエリアに一晩いて、朝6時ぐらいにもう外も明るくなったし、安全だろうと判断して、市内に向かった。
しかも、出口からでたらめっちゃ親切そうなインド人紳士が声をかけてくれて、彼のタクシーで市内まで乗せて行ってくれることになった。僕はなんてついているんやろうって、ラッキーやなと思った。
タクシーに乗って、暫くしてすぐに胡散臭いインド人のおっさんが助手席に乗り込んできた。なんかいろいろ、旅行会社のことやら、土産物のことやら、ずっとひたすら喋りかけられたけど、「まだ両替していないんで、お金はないねん」と繰り返し答えた。
そしたら、前の方で警察が検問をやってるのが見えた。デリーの空港タクシーは危険やって書いてたんはほんまやってんな、だから検問やってるんやって思ったら、なんと僕が乗ってるタクシーが急に方向転換して、別の道を走り出した。
あっ、僕が乗ってるタクシーが危険タクシーやねや、どうしようとその瞬間思った。この助手席に座っている胡散臭いオッサンは明らかにお金目当てや。ヤバイな、どないしょってめっちゃ焦った。
その後も、ずっといろいろ質問され続けたけど、僕もお金がないと言い続けた。ま、そんなん信じてへんやろけど。喋りながらいろいろどうしようか考えてたけど何も思いつかへん。それに、自分がアホやと、めちゃくちゃあほやと思った。なんで、朝まで待ったのに、タクシー乗り場でタクシー乗らへんかってんやろ、、、、ネットでも危ないって書いていたのに、親切そうな顔に騙されるなんて。
そうこうしているうちに車はデリー市内に入っていった、早くタクシーから降ろしてほしかったけど、どんどん車は進んでいき、薄暗い路地裏にあるビルの前で車が停まった。
タクシーの運転手に「早く降りろ、ビルの中に入れ」って命令された。「絶対嫌です」って抵抗していたら、ビルの中から、怖そうなラリってる男性が出てきて、「早く来いや」って怒鳴られた。
あまりに怖かったんで車にしがみついて降りなかったら、一瞬彼らにすきがあった。その時、ズボンのポケットにイギリスのポンド紙幣が何枚か入っていたんで、それを地面に投げて思いっきり全速力で逃げた。
ありえないくらいの恐怖やったんで、ひたすら逃げてたら、僕の前をリキシャが停まった。「乗せてください、どこでもいいからホテルまで連れてって」って叫んでた。
後ろを振り返ると彼らは追っかけては来ていなかった。ポケットの中にはなんぼ入ってたか知らへんけど、かなりの額入ってたのかも。お金なんてどうでもいい、とにかく助かってよかった。
気がつけばリキシャの上で泣いてた。人生で初めて恐怖で泣いた。半端なく怖かった。
この後も次々に悲惨な体験をしたよ、この日だけでもまだまだすごい話がある。
続きはまた今度ね。ちなみに、今日は金曜日なんで僕のベッドでK君が寝ている。先まで象の鳴き声並みに大きないびきしてて、あまりのうるささにK君が起きた。自分のいびきで起きるって笑えるね。
ではではでは。
ロンドンの地下鉄の案内には日本語表記もあるよ!
アイルランドで英語を勉強して3ヶ月くらいたった時、学んだ英語を使ってみたくて、あと、バックパッカーの旅行にめっちゃ憧れててインドを選んだ。最初はインドを一周する予定やってんけどね。
で、アイルランドからロンドンに行って、ロンドンで一泊した後、インドのデリーに向けて出発した。前の晩は、あまりに嬉しくて興奮してなかなか眠られへんかった。
ロンドンからはブリティッシュ航空を利用した。
ロンドンにはインド系の人が大勢住んでるんやけど、かっこいい人や綺麗な人の確率が高いように思う。一度ありえないほどカッコイイインド系イギリス人を見たことがある。その時はついつい見とれてしまって動かれへんかった。
行く前にはいろいろネットなどで下調べした。あと、ロンリープラネットもちゃんと買ったよ。
で、いよいよ首都のデリーに到着。入国審査官の男性もすごく親切で、優しい笑顔で迎えてくれてラッキー、その後、空港で両替したんやけど、その当時はめっちゃ物価が安かったからか、大量の札束を渡された。めっちゃ金持ちになった気分や。
デリー空港には夜の10時半くらいに到着したんで、同じ飛行機に乗っていた人たちの後についていこうと思った。それやのに、僕の荷物がなかなか出てこうへん。かなり待ったけど、ついに出てこなかった。焦りまくって、バッゲジクレームに相談しに行こうと歩いていたら、空港職員が僕の荷物を持って歩いているのを発見、ヤッター!!!お礼を行って急いで出口から出ようと思ったけど、誰もおらへんかったんで、次の飛行機で降りてくる日本人を待つことにした。
何便か待ったけど、日本人らしい人は見つからへんかった。もう12時近くになって一人で市内に行くのが怖かったんで、空港で朝まで待つことにした。だって、事前にネットで調べたら、空港タクシーがめっちゃ危険やって書いていたんでね。
空港のバゲッジエリアに一晩いて、朝6時ぐらいにもう外も明るくなったし、安全だろうと判断して、市内に向かった。
しかも、出口からでたらめっちゃ親切そうなインド人紳士が声をかけてくれて、彼のタクシーで市内まで乗せて行ってくれることになった。僕はなんてついているんやろうって、ラッキーやなと思った。
タクシーに乗って、暫くしてすぐに胡散臭いインド人のおっさんが助手席に乗り込んできた。なんかいろいろ、旅行会社のことやら、土産物のことやら、ずっとひたすら喋りかけられたけど、「まだ両替していないんで、お金はないねん」と繰り返し答えた。
そしたら、前の方で警察が検問をやってるのが見えた。デリーの空港タクシーは危険やって書いてたんはほんまやってんな、だから検問やってるんやって思ったら、なんと僕が乗ってるタクシーが急に方向転換して、別の道を走り出した。
あっ、僕が乗ってるタクシーが危険タクシーやねや、どうしようとその瞬間思った。この助手席に座っている胡散臭いオッサンは明らかにお金目当てや。ヤバイな、どないしょってめっちゃ焦った。
その後も、ずっといろいろ質問され続けたけど、僕もお金がないと言い続けた。ま、そんなん信じてへんやろけど。喋りながらいろいろどうしようか考えてたけど何も思いつかへん。それに、自分がアホやと、めちゃくちゃあほやと思った。なんで、朝まで待ったのに、タクシー乗り場でタクシー乗らへんかってんやろ、、、、ネットでも危ないって書いていたのに、親切そうな顔に騙されるなんて。
そうこうしているうちに車はデリー市内に入っていった、早くタクシーから降ろしてほしかったけど、どんどん車は進んでいき、薄暗い路地裏にあるビルの前で車が停まった。
タクシーの運転手に「早く降りろ、ビルの中に入れ」って命令された。「絶対嫌です」って抵抗していたら、ビルの中から、怖そうなラリってる男性が出てきて、「早く来いや」って怒鳴られた。
あまりに怖かったんで車にしがみついて降りなかったら、一瞬彼らにすきがあった。その時、ズボンのポケットにイギリスのポンド紙幣が何枚か入っていたんで、それを地面に投げて思いっきり全速力で逃げた。
ありえないくらいの恐怖やったんで、ひたすら逃げてたら、僕の前をリキシャが停まった。「乗せてください、どこでもいいからホテルまで連れてって」って叫んでた。
後ろを振り返ると彼らは追っかけては来ていなかった。ポケットの中にはなんぼ入ってたか知らへんけど、かなりの額入ってたのかも。お金なんてどうでもいい、とにかく助かってよかった。
気がつけばリキシャの上で泣いてた。人生で初めて恐怖で泣いた。半端なく怖かった。
この後も次々に悲惨な体験をしたよ、この日だけでもまだまだすごい話がある。
続きはまた今度ね。ちなみに、今日は金曜日なんで僕のベッドでK君が寝ている。先まで象の鳴き声並みに大きないびきしてて、あまりのうるささにK君が起きた。自分のいびきで起きるって笑えるね。
ではではでは。
ロンドンの地下鉄の案内には日本語表記もあるよ!
はじめまして!
返信削除パキスタンのゲイ事情調べてたらたどり着きました!
このインド旅行での話、恐怖ですね・・・
この続きが気になります!
色々読ませて頂いるので、またコメントさせて頂きますね!
ではでは
こんにちは!コメントありがとうございます!コメント嬉しいです。
返信削除インド旅行の続きまだ書いてなかったですね、、、。
続きまた書くので、これからもコメント宜しくお願いします!
ちょっとアホすぎます・・・
返信削除読んでてこっちがメチャ怖なった。
まあ、私もヘベレケになってバンコクのタクシーで
寝てて起こされたことありますけど。
やっぱ海外では気ー張ってなあかんわね〜